市立恵那病院管理者 細江雅彦でございます     HOME
 

 「第24回岐阜県地域医療研究会ワークショップ」に参加して

 こんにちは、市立恵那病院管理者の細江です。管理者のホームページを久しぶりに更新します。
昨年の12月5日に岐阜市で『地域医療の卒前教育を考える』をテーマにワークショップを開催しました。
 昨今の地域医療が崩壊していくなか、如何にピンチを脱却していくか、悩んでいることから行動に移していかなくてはなりませんね。
 以下、その時に開催した内容をご紹介いたします。

 この会の目的は、
 @ 地域医療を担う医師の確保策として「地域枠学生」の入試制度が設けられたこと。
 A 地元岐阜大学附属病院もその制度を取り入れ、将来の岐阜県の地域医療を背負っていく医師を
   育てる「地域医学医療センター」の講座を発足したこと。
 B 地域医療振興協会岐阜県支部は、その教育に協力するために、自治医科大学の学生と一緒に
   研究会を行っていく。

 これを具体化しようと、今回『地域医療の卒前教育を考える』をテーマとしたワークショップを企画しました。 参加対象者は、自治医科大学卒業生、自治医大在学生、岐阜大学地域枠学生、岐阜大学教員等を迎えてワークショップとなりました。

 はじめに東京北社会保険病院の臨床研修センター長 名郷直樹先生のユニークなテーマからグループワークショップをしました。
テーマは『人生が100回あれば・・・』

現在47歳の男がどう死ぬか? 
例1.死ぬまで医者にかかることなく、67歳で死亡。死因は胃ガン。
   さてあなたは、この方の人生は幸せだったと考えますか?
例2.毎年胃ガン検診をしていたが、58歳で胃ガンを発見、内視鏡的に切除。
   60歳以降は脳ドックも受診。66歳になり未破裂動脈瘤で手術。75歳、大腸ガンで死亡。
 ・・・等々。

 人はいずれ死に行く者。何が幸せで、延命とは?健康とは?人生の生きた時間の長短に、損得はあるのか?などいろんな意見交換が出来ました。やはり人それぞれの生き方や、哲学があり、医師は何を模索すれば良いのでしょうか?
 答えは、答えのないテーマとして考え続けることなのかぁ!という感想を私は持ちました。

 名郷先生のリードのもと、学生から医師、教授まで、年齢・地位などに捕らわれることなく話し合えたことは、皆の表情や討論発表から感じ取ることが出来ました。

 たまには、このような誰もが少なからずとも考えている人生とは、人とは何かを考えてみるのも良いですよ!
 今後は、医療を取り巻く環境について、つれづれなる感想を頻繁に?載せ、皆さんのご感想も伺いたいと思います。

 ではまた・・・次号をお楽しみに