市立恵那病院管理者 細江雅彦でございます     HOME


施設紹介 − 25年を振り返り、25年先を読む −

 みなさんこんにちは!管理者の細江です。年に数回はホームページの記事を更新していこうと思っているのですが、 なかなか出来ませんでした!けっこう神経を使うものなので、ご勘弁願います。
 さて今、市立恵那病院では恵那市の一大事業となる病院の再整備計画が検討されております。 今後の病院のあり方等、過去から未来へ向けての想いを綴ってみました!

 市立恵那病院は平成15年12月、「国立療養所恵那病院」改め「市立恵那病院」となりました。 前進は結核療養所でしたが、新病院は疾病構造の変化、高齢者医療の需要増に答えるべく
41床の療養病床を持った199床の病院として再出発をしました。
さらに眼科の新設、通所施設の新設を行い、カルテの電子化も行いました。

 平成22年には病院機能評価機構の審査を受け、標準的な病院としての認可を受けました。
 平成21年度からは恵那市の岩村国保診療所へ耳鼻科医を、山岡国保診療所へ内科総合診療医を派遣し、恵那市の中核病院としての役割を担いつつあります。
 救急医療においても平成21年以降1000台以上の救急車の受け入れを行っており、開設当初の約2倍になろうとしています。

 このように施設の充実、医師の充実に伴い着実に実績を伸ばしてきています。経営的にも順調に推移し、健全な経営ができています。 これも恵那市と協会が“恊働の精神”で運営してきた賜物と考えております。

 しかし問題点、課題もあり今後のさらなる躍進、発展はそれの克服にあると思われます。
それはやはり医師と看護師の確保であります。特に医師は、従来の方法では集まらなくなっています。 日本は今や世界が経験したことの無い超高齢化社会を迎えています。この急速な高齢化は、医療の変革を求めています。 つまり地域医療のあり方を変える必要性があるということです。専門性を追い求める医師と患者、この考え、指向を改めねばなりません。 新しいパラダイムの構築が必要です。

 まずは目の前で困っておられる方々へ対応できる能力を持った医師の養成が必要と考えます。 例えば、時間外診療、往診、グループ化という形を地元医師会と恊働で地域の医療を支える基本を確立して行く、これらに取り組むこと、そうすれば自然に地域医療の理想型が整ってきます。 総合医の資格制度も大切ですが、まず、現場での実践から医療のあり方を変えていくべきということだと思います。

 市立恵那病院は、今後、施設整備、指導医養成をして若手医師を育成して行きます。
私はきっと時代が常識を変えると思います。高齢化に伴い、社会の価値観が変わっていかなければなりません。 「やさしい社会を作っていかなければならない」と私はいつも言っています。
弱ってもその人らしく生きていける社会を作って、初めて高齢社会が完成すると思います。 こうした社会を作ることに協会が参画して行く、今後の25年、やるべきことと思います。 地域医療再生ができるのは、一度崩壊した地域のみと思います。そこの医療を守っている協会、更なる発展はここにあると思います。

市立恵那病院開院から現在までの病院事業(PDF)

平成23年11月22日